カンボジア田舎暮らしは快適なのか。
ちょっと懐かしい日本の田舎の風景が広がっている
日本に帰国して、あと少しで2年間が経過しようとしています。
おそらく、カンボジアの首都であるプノンペンは経済発展が進み、私が住んでいたときよりも、大きく様変わりしていると思いますが、田舎の風景はそれほど、変わらないのではないでしょう。
日本の生活にすっかり戻り、慌ただしい毎日を過ごしていると、ふとカンボジアの田舎の生活を思い出します。
カンボジアの田舎は、田園風景が広がっておりますが、日本の田園風景とそれほど違いはありません。しいていえば、カンボジアにはあまり山が少なく、地平線が見れるので、日の出日の入りは、幻想的な風景を目にすることができます。
田舎はのどかで本当に心が安らぎます。ただこれは、私が日本人であるからそう感じるのかもしれません。
村の生活は自給自足かつルーティン作業
カンボジアの田舎の生活は、それほど楽なものではありません。基本的に自給自足なので、毎日畑仕事が欠かせませんし、料理の支度だって、日本みたいにすぐできるわけではないのです。
毎日がルーティン作業の繰り返しです。
村に滞在中、ホームステイ先の家族に年頃の女の子がいましたので、いろいろ話しを聞くと、村から外に出たことがないと言うのです。
驚くことに、カンボジアの首都であるプノンペンにすら行ったことがない。これはかなり衝撃的な事実でした。
外の世界を知らず、毎日がひたすら同じ作業の繰り返しなのです。もちろん娯楽もあるわけではありません。電気もないので、テレビもないのです。恋だって自由にできないのです。
でも、今の生活を嫌がることなく、精一杯生きていました。本音は、違う世界を知りたいと思う気持ちもあるでしょうが、それでも彼女の真っ直ぐな姿勢を見ると、元気がもらうことができたのです。
今でも、よくカンボジアのことを懐かしく思い出します。
また、来年までには機会を作ってカンボジアに行くことを、目標に頑張っていきます。