どちらも、大阪、東京のそれぞれの都市部からアクセスしやすく人気の登山スポットですよね。
これまで僕は高尾山に3度登った経験がありますが、六甲山は今回が初めてでした。
僕は関東出身ということもあり、六甲山も高尾山くらいだろうとあまくみておりました。
その結果、地獄を味わうことに、、
そこで今回は、登山初心者の僕が実際に六甲山に登ってみてどうだったかをお伝えしていきます。
目次(読みたいところをクリック!)
六甲山と高尾山の標高は?
それぞれの高さを比較してみました。
・六甲山の標高931m
・高尾山の標高599m
高さからして、断然六甲山の方が高いですね。
結論ですが、六甲山の方が高尾山より圧倒的にきついです!!
【注意】六甲山は登山初心者向けではない!
今回の六甲山の登山ルートは、王道と呼ばれる芦屋川ルートです。
事前情報では初級レベルと書いてあったので、高尾山と大差ないと思っていました。が、実際、登山初心者にとって、間違いなく初級レベルではありません!!ご注意ください!!
・服装:ウインドブレーカー、登山用ダウンジャケット、タイツ、ハーフパンツ、登山靴
・時期:3月(曇り)
・持ち物:ペットボトル3本、おかし、おにぎり、ウィダーインゼリーなどなど
おそらく、ベテランの方からしては、初級レベルなのかもしれませんが、高尾山ぐらいしか登ったことがない場合は、あまく見ない方が良いです。
六甲山【芦屋川ルート解説】
それでは、六甲山の芦屋川ルートを解説していきます。
山頂までの所用時間は3時間25分
まず、山頂までにかかった所用時間は、トータルで3時間25分でした。
※登山初心者の僕が登った時間です。
以下、要所要所にかかった実際の時間です。
芦屋川駅からスタート:10時45分出発
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ロックガーデン入り口:11時05分着
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ロックガーデン入り口:11時15分出発
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高座の滝 :11時16分着
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風吹岩 :12時00分着
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お昼休憩 :12時05〜12時20分
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風吹岩 :12時20分出発
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雨ヶ峠 :13時10分着
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一軒茶屋 :14時10分着
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一軒茶屋(休憩) :14時10分〜14時30分
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一軒茶屋 :14時30分出発
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六甲山最高峰(山頂):14時40分着
それでは、ポイントを詳しく解説していきます。
芦屋川駅
芦屋川駅から出発です。
駅横に売店、近くにローソンがありますので、しっかりと食料などを調達していきましょう。
また、トイレは芦屋川駅を出てすぐにあります。ロックガーデンの入り口にもありますが、その後、山頂までトイレがありませんのでここで行っておくことをおすすめします。
準備できたら出発です。
ロックガーデンの入り口まで、高級住宅街の中を歩いていくので、これは違った意味ですごく楽しいですよ。
【ロックガーデン入り口】
ここで簡易のトイレがあります。山頂までトイレないので事前に済ませておきましょう。
高座の滝
ロックガーデンの入り口からすぐのところにあります。
ロックガーデン
最初からきついです。
崖を登っていく感じです。
途中で休憩できるような場所があるので、無理せずしっかり休みましょう。
登ることに夢中になりますが、振り返ると神戸の街並みが見えてその美しい景色に感動します!
風吹岩
この風吹岩で、標高447mです。
ここまでで、十分高尾山の山頂よりきつく感じました。
おそらく、多くの人がここで引き返すように思います。ここから山頂に向けて行く人がほとんどいませんでした。
ここから山頂まで約2時間くらいかかりますからね。山頂まで目指す場合は覚悟しましょう。
雨ヶ峠
風吹岩から先の道のりがとても長く、体力が消耗します。
途中で、山頂まで距離が書いている標識がありますが、距離はあまりあてになりません。
ちなみに、山頂まであと2キロと標識があってからがすごく長かかったです。実際2キロ以上あったように感じます。
途中で休憩できるスペースがありますので、水分補給を忘れずにしましょう。
一軒茶屋
想像を遥かに超える距離を歩いて、やっと一軒茶屋に到着しました。
このサイダーで乾いた喉を潤したら最高でした!!
六甲山最高峰(山頂)
一軒茶屋から、徒歩10分ほど舗装された上り坂を登っていくと、六甲山山頂にたどり着きます。
天気はあまり良くありませんでしたが、それでも、頑張って登った甲斐もあって最高に気持ち良かったです!
【下山】ロープウェイの運行状況を事前に確認しておこう
実は、更なる問題に直面しました!それが下山です。
登ってきた道を戻る体力がありませんでした(笑)。
有馬温泉に向けたルートで下山すれば1時間半とのことでしが、その体力すらなかったので、ケーブルカーを目指しました!有馬温泉へのケーブルカーです(一軒茶屋から3キロ程度のところにあります)。
無事にケーブルカーに乗れたら問題なかったのですが、なんとその時はケーブルカーが定期点検中で乗れずでした、、
一瞬、下山方法を見失って焦りましたが、すぐ近くのガーデンプレイスに行って、バス→六甲ケーブル山上駅→ケーブルカーで六甲ケーブル下駅→バスでJR六甲道という経路で無事下山することができました。
事前に、ケーブルカーの運行状況を確認しておいた方が良いです(当たり前ですが、、)
最後に
いかがでしたでしょうか。
僕のような登山初心者の方が、高尾山の軽いノリで六甲山に登ったらかなり大変です。
途中何度も挫折しかけました。足が止まることもしばしば、、
六甲山に登る場合は、しっかりとした準備、心構えを持って登りましょう。
それではまた!!