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【比較表】JCB カード SとJCB CARD Wのスペックの違いは?
両方のクレジットカードの基本スペックを比較してみました。
違いのある箇所にマーカーで色付けしています。
【スペック比較】
クレジットカード | JCB カード S |
JCB CARD W |
国際 ブランド |
JCB | JCB |
入会資格 | 原則として18歳以上で、ご本人または配偶者に安定継続収入のある方。 ※高校生除く。 |
18歳以上39歳以下で、ご本人または配偶者に安定継続収入のある方。または高校生を除く18歳以上で学生の方。 |
年会費 | 永年無料 家族カード・ETCカード無料 |
永年無料 家族カード・ETCカード無料 40歳以降も年会費無料のまま継続 |
ポイント還元率 | 0.50%~10.00% ※最大還元率はJCB PREMOに 交換した場合 |
1.00%~10.50% ※最大還元率はJCB PREMOに 交換した場合 |
電子マネー | QUICPay | |
マイル移行 | マイル移行手数料無料 1ポイント=3マイル |
マイル移行手数料無料 1ポイント=3マイル |
カード発行日数 | 通常1週間程度、最短3営業日 | 通常1週間程度、最短3営業日 |
Oki Dokiポイントプログラム | 1000円=1ポイント | 1000円=2ポイント |
海外旅行傷害保険 | ※利用付帯 死亡後遺障害:最高2,000万円 |
※利用付帯 死亡後遺障害:最高2,000万円 |
クラブオフ | あり | なし |
JCBスマート保険 | あり ※利用付帯 補償内容:破損(スマホ画面割れ破損) 年間補償限度額:30,000円 自己負担額:10,000円 |
なし |
JCBナンバーレス対応 | あり 2023年12月〜 |
あり 2022年11月〜 |
公式HP | JCB カード S |
JCB CARD W |
※利用付帯:JCBカードで事前に「搭乗する公共乗用具」または「参加する募集型企画旅行」の料金を支払った場合に、海外旅行傷害保険が適用される
※海外旅行傷害保険:旅行期間中の事故によるケガが原因で事故の日から180日以内に死亡または後遺障害を生じたとき
両者の大きな違いは、ポイント還元率とクラブオフですね。還元率ではJCB CARD Wの方に軍配が上がり、クラブオフなどの特典はJCB カード Sの方に軍配が上がります。
また、JCBスマート保険(スマホの画面割れ補償)は、JCB カード Sの方のみ適用されています。
JCB カード Sがおすすめな人
2023年12月〜JCB一般カードがJCB カード Sとして新しく生まれ変わりました。
最大のポイントはクラブオフの特典を受けることができるようになったことです。
クラブオフは、宿泊施設や飲食店を中心としたレジャー施設、日帰り温泉、スポーツジムなどの健康関連施設をはじめ、国内外20万ヵ所以上の割引優待が使えるサービスです。
最大で80%引きされるサービスもあるようです。
※掲載されている優待内容については、予告なく変更となる場合がございます。
また、JCBスマート保険(スマホの画面割れ補償)もついており、年間補償限度額:30,000円。自己負担額:10,000円まで補償されます。
ただし、補償が適用されるには以下の条件は必要です。
下記①~②の条件を満たしている場合、補償が適用されます。
①補償対象スマートフォンの通信料の支払いに、JCB カード Sを指定
②事故発生の時点で、補償対象スマートフォンの通信料を直近3ヵ月以上連続で支払う
JCB CARD Wがおすすめな人
ポイント還元率を求めるのであれば、JCB CARD W方が基本還元率が1.00%〜10.50%とJCB カード Sより高めなのでおすすめです。
※最大還元率はJCB PREMOに交換した場合
また、JCB カード Sと違って、こちらのカードは年齢制限が18歳〜39歳と限定されています。
39歳までに入会すれば40歳以降も継続して年会費を無料にすることができます。
年齢制限が若年層向けに設定されていますので、これまでクレジットカードを作ったことがない人向けにもおすすめです。
JCBカード(オリジナルシリーズ)保有のメリット
JCBカードを保有するメリットとして感じているのは、主に下記の3点です。
- 日本初の国際ブランドという抜群のステータス性
- 有名テーマパークのオフィシャルスポンサーならではのうれしい特典
- JCBはハワイに強い
それぞれ解説します。
日本初の国際ブランドという抜群のステータス性
JCBは日本初の国際ブランドです。
国際ブランドとは、世界中の国で決済できるクレジットカードブランドのことです。代表的なところでは、Visaやマスターカードなどがあります。
それらに並んで、JCBは国際ブランドとして地位を確立しています。
JCBの最上位カードに君臨するのがザ・クラス(THE CLASS)です。
いずれにしても、国際ブランドであるJCBが直接発行するプロパーカード(オリジナリシリーズカード)は、他のクレジットカードとは一線を隠す存在といえます。
有名テーマパークのオフィシャルスポンサーならではのうれしい特典
有名テーマパーク(東京・大阪)に関するさまざまな特典やサービスがあります。
Oki dokiポイントをパークチケットと交換することもできます。
(例)東京にある有名テーマパーク
・パークチケット(1枚):2200ポイント
・パークチケット(2枚):4400ポイント
・パークチケット(3枚):6600ポイント
※上記は2023年12月度現在。必要ポイント数は時期によっても変動します。
MyJCBから交換可能です。
また、JCBの最上位カードである「ザ・クラス(THE CLASS)」ですと、テーマパーク内にあるJCB専用ラウンジが利用できます。
また、JCBメンバーズセレクションでパークチケット(ペア)を選ぶことができ、毎年無料でもらうこともできます。
ちなみにJCB専用ラウンジは、ラウンジ利用(無料ドリンクサービス)+アトラクション即乗車というすごいサービスです。
JCBはハワイに強い
JCBカードを持っているとハワイでもお得です。
まず、トロリーピンクラインですが、JCBカードを運転手に見せるだけで乗車賃が無料になります。
※1枚のJCBカードで最大4名(大人2名+子供2名)まで無料。
ちなみに、トロリーピンクラインは、オアフ島のワイキキからアラモアナショッピングセンター間という日本人に人気のバスの路線になります。
実際の利用記事はこちらです↓↓
また、JCBプラザが利用できます。ハワイのお店で利用できるお得なクーポンをもらうことができます。
あと余談ですが、JCBのクレジットカードで決済した方が為替レートが良いです。
現金で日本円〜米ドルに変えるのは、為替レートがあまり良くないです。現金は最小限にとどめて、JCBカードで決済することをおすすめします。
今は円安ですからなるべく為替の影響を抑えたいですよね。
JCBカード保有のデメリット
ここまでJCBのメリットをお伝えしてきましたが、もちろんJCBカードにもデメリットがあります。
それは下記の2点です。
- 海外旅行時の決済に不安
- 基本還元率は高くない
それぞれ解説します。
海外旅行時の決済に不安
JCBだとハワイ以外の海外旅行時の決済に不安があります。
JCBは国際ブランドではありますが、世界的なシェアではVisaやマスターカードに比べて圧倒的に劣っています。つまり、海外で決済できないお店が多くあります。
海外旅行に行く際、Visaかマスターカードは必須です。
基本還元率は高くない
JCBの基本還元率は高くありません。
スタバやアマゾン、セブンイレブンなど限定した箇所でのポイント還元率は他の一般的なクレジットカードよりも魅力的ではありますが、それ以外は普通以下です。
個人的に、ポイント還元率をクレカ選びの最重要項としているならJCBカードはおすすめしません。
高還元率かつホテルなど高級ホテルに宿泊して感動したい人は、マリオットボンヴォイ・アメックスなどをおすすめしますよ。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
今回はJCB カード SとJCB CARD Wの違いや、JCBカードのメリット・デメリットについて解説してきました。
クレジットカードはご自身のライフスタイルに沿って選ぶことで満足度が爆上がりします。
クレカ選びの参考になれば幸いです。
それではまた!!