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JCBザ・クラス入手の絶対条件
JCBザ・クラスは直接申し込み不可のクレジットカードになります。
手にするには、JCB側の招待(インビテーション)を受ける必要があります。そのためには、JCBカードで利用実績を積まなければなりません。
利用実績を磨いてJCBザ・クラスをに手にするまでの過程を「修行」と呼ばれていたりします。
ただし、注意点があります。
単純にJCBカードで利用実績を磨けばいいわけではありません。
JCBのオリジナルシリーズカード(プロパーカード)で利用実績を積み重ねることが絶対条件となります。
JCBの提携カードでいくら利用実績を積み重ねても、JCBザ・クラスには辿り着けませんのでご注意ください。
プロパーカード:クレジットカードの国際ブランドやクレジットカードの発行会社が独自に発行しているクレジットカードのこと
提携カード:カード会社と国際ブランドに加えて、第三者的な企業が提携会社となって発行するクレジットカードのこと
※クレジットカードの右下にJCBと記載あっても、提携カードの可能性があります。
JCBザ・クラス取得を目指す場合は、JCBのオリジナルシリーズカードで利用実績を磨きましょう。
【図解】JCBオリジナルシリーズカード別「ザ・クラス」攻略法
上図は、JCBの公式HPに記載されているJCBオリジナルシリーズのグレードと各種カードを表示したものになります。
グレードは大きく「スタンダードカード」「ゴールドカード」「プレミアムカード」に区分されています。
JCB直接申し込み可能なクレジットカードは6枚
JCBのオリジナルシリーズで、直接申し込みが可能なクレジットカードとしては、下記の6つが対象となります。
・JCB一般カード
・JCB CARD W
・JCB CARD W plus L
・GOLD EXTAGE
・JCBゴールド
・JCBプラチナ
JCBザ・クラス、JCBゴールド ザ・プレミアも直接申し込み不可で、JCB側からの招待制(インビテーション)ということなります。
【カード別】JCBザ・クラスの招待(インビテーション)までの流れ
それでは、カード別にJCBザ・クラス取得までの流れを解説していきます。
なお、JCBから招待(インビテーション)条件に関する情報は非公開となっております。
実際の入手経験や様々な情報を踏まえてお伝えします。あくまで参考程度にお願いします。ここに記載ある内容が絶対ではありませんので、その点ご注意のうえお読みください。
それでは、各カード別にJCBザ・クラスまでの攻略法を解説していきます。
メインカードから始める
上図は、JCB一般カード、JCBゴールド、JCBプラチナのいずれかで利用を始める一般的な流れをフローチャートにしたものです。
基本的に、JCB利用実績では年間100万円以上を目安に毎年継続して達成することを目安としておすすめします。
JCBゴールドからスタートした場合、JCBゴールド ザ・プレミアの次にJCBプラチナを挟む可能性があります。僕の場合は、パターン②でJCBプラチナが(2019年)に登場する以前でしたので、JCBゴールド ザ・プレミアからJCBザ・クラスに一気にたどり着くことができています。また、一方特例で、JCBゴールドから一気にJCBザ・クラスの招待(インビテーション)が届くこともあるそうです。
【メインカードからスタートすべき人】
・JCBザ・クラスを早く手にしたい人
・ご自身の職業(社会的地位)に自信のある人
・クレヒスに自信がある人
若年層向けカードから始める
JCB CARD W/JCB CARD W plus L、JCB CARD EXTAGEのいずれかで利用を始める流れをフローチャートにしたものです。
上記カードは入会に年齢制限(若年層)があります。目安としては、年間利用額を100万円以上達成し続けて、メインカードにステップアップしていく流れになります。
利用実績を積み重ねて、招待(インビテーション)がくるのを待ちましょう。
【若年層向けカードからスタートすべき人】
・年齢が若い人(学生の方・新社会人)
・クレヒスに自信がない人
・初めてクレジットカードを利用する人
JCBオリジナルシリーズの基本情報比較
JCBオリジナルシリーズのカード別の基本情報を記載しております。
JCB一般カード | JCB CARD W | JCB CARD W plus L | JCB GOLD EXTAGE | JCBゴールド |
JCBプラチナ |
|
カード券面 | ||||||
年会費 |
1,375円(税込) ※オンラインで入会申し込みの場合は初年度年会費無料。(本会員の方が対象です。資料請求でお申し込みの方は対象となりません。) ※年会費お振替月の前々月19日までに「MyJチェック」のご登録があり、12月16日~翌年12月15日のショッピングご利用合計金額が50万円以上の場合は、翌年の年会費が無料となります。 |
無料 |
無料 |
初年度年会費無料 次年度以降:3,300円(税込) |
11,000円(税込) ※オンラインで入会申し込みの場合は初年度年会費無料。(本会員の方が対象です。資料請求でお申し込みの方、もしくはお切り替えの方は対象となりません。) |
27,500円(税込) ※初年度から年会費発生 |
入会資格 |
原則として18歳以上で、ご本人または配偶者に安定継続収入のある方。 ※高校生除く。 |
18歳以上39歳以下で、ご本人または配偶者に安定継続収入のある方。 または高校生を除く18歳以上で学生の方。 |
18歳以上39歳以下で、ご本人または配偶者に安定継続収入のある方。 または高校生を除く18歳以上で学生の方。 |
20歳以上29歳以下で、ご本人に安定継続収入のある方。 ※学生不可。 ※ゴールドカード独自の審査基準により発行します。 |
原則として20歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方。 ※学生不可。 ※ゴールドカード独自の審査基準により発行します。 |
25歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方。 ※学生不可 ※プラチナカード独自の審査基準により発行します。 |
ポイント還元率 |
0.50%~5.00% ※最大還元率はJCB PREMO(or nanacoポイント)に交換した場合 |
0.10%~5.50% ※最大還元率はJCB PREMO(or nanacoポイント)に交換した場合 |
0.10%~5.50% ※最大還元率はJCB PREMO(or nanacoポイント)に交換した場合 |
0.50%~5.00% ※最大還元率はJCB PREMO(or nanacoポイント)に交換した場合 |
0.50%~5.00% ※最大還元率はJCB PREMO(or nanacoポイント)に交換した場合 |
0.50%~5.00% ※最大還元率はJCB PREMO(or nanacoポイント)に交換した場合 |
直接申し込み | 直接申し込み可能 |
直接申し込み可能 | 直接申し込み可能 | 直接申し込み可能 | 直接申し込み可能 | 直接申し込み可能 |
電子マネー | QUICPay | QUICPay | QUICPay | QUICPay | QUICPay | QUICPay |
カード発行日数 | 通常1週間程度、最短3営業日 | 通常1週間程度、最短3営業日 | 通常1週間程度、最短3営業日 |
通常1週間程度、最短3営業日 ※翌日お届け対象外 |
通常1週間程度、最短3営業日 |
通常1週間程度、最短3営業日 |
JCBザ・クラスを持つメリット・デメリットは?
続いて、JCBザ・クラスを持つことのメリットとデメリットは以下の通りです。
【JCBザ・クラスのメリット】
・ステータスを証明できる
・ザ・クラス メンバーズ・セレクションがもらえる
・旅行保険(国内外)の補償額が高額で安心
・様々なラウンジを利用できる(プライオリティ・パス、ディズニーやUSJのJCB専用ラウンジ等)
【JCBザ・クラスのデメリット】
・年会費が55,000円(税込)と高い
・欧米などではJCBで決済できない可能性が高い
より詳細な情報については下記の記事で詳しく解説していますので、合わせてお読みいただければと思います。
クレジットカードの審査に向けて取り組むべきこと
ここからは、クレジットカードの審査に向けて取り組むべきことについて解説していきます。
クレジットカードの審査ですが、クレジットカードの種類(流通系・銀行系など)や、グレード(ランク)によって、審査難易度は異なります。
審査にあたっては、職業や継続した安定収入など様々な視点から審査は入りますが、いずれにしても、今すぐ取り組むことができる点、効果性の高いポイントとしては、クレヒスを磨くことがとても重要です。
クレヒスを磨く
クレヒスとは、クレジットヒストリーの略で、これまでのカードの利用履歴などを指します。
クレジットカードの審査ではクレヒスを磨くことが非常に大切です。
以下、クレヒスを磨くうえでの重要ポイントをまとめておきます。
別のクレジットカードでクレヒスを磨く
クレヒスとは1枚のクレジットカードの利用履歴だけみるのではありません。他のクレジットカードで積み重ねた実績もクレヒスとして蓄積されていきます。
例えば、過去Visaカードを利用していた実績があれば、新たにJCBカードの審査に申し込む場合に、その実績をもとに審査が通りやすくなる可能性があります。
クレヒスに自信がない場合は、いきなりステータスの高いクレジットカードに申し込みをしても審査落ちする可能性があります。
その場合は、審査のそれほど厳しくないカードなどで利用実績を積み重ねることから始めましょう。
保有しているクレジットカードの整理
クレジットカードの整理を行いましょう。
まずは今手元に何枚のクレジットカードがあるのか確認します。もし不要なもの、全く利用していないクレジットカードがあれば解約をおすすめします。
保有しているクレジットカード枚数が多いことが、直接審査に影響するわけではありませんが、管理が煩雑になってしまいます。
そもそもクレジットカードはむやみやたらに作るものではありません。必要なものを見極めて利用することが大切です。
一般的に、クレジットカード保有の適正枚数は2〜3枚とされています。
クレジットカードの支払いにおける遅延・滞納はご法度
絶対にやってはいけないNG行動はクレジットカードの支払いの遅延及び滞納です。
クレヒスに傷がつきます。その状態で新規にクレジットカードに申し込みをしても審査落ちする可能性が高いです。
もし、支払い日に引き落としできない場合は、すぐに支払いを済ませましょう。
消費者金融、キャッシングも極力しない
消費者金融やキャッシングは極力しないようにしましょう。
消費者金融から借入しているから、キャッシングしているから、クレジットカードの審査に絶対通らないわけではありません。
ですが、基本的にNG行動です。
消費者金融やキャッシングを利用している時点で、家計の資金繰りがかなり悪化している状態ともいえます。
過去、僕もキャッシングの利用で借金が雪だるましきに膨れて、200万円ほどになった経験があります。お金を借りるということは金利が発生します。
借りたお金以上にお金を返さないといけなくなりますのでご注意ください。
継続した安定収入を目指す
クレヒス以外に取り組むべきこととしては、継続した安定収入を得ることです。
クレジットカードの審査においては、この継続した安定収入がものすごく重要です。
ステータスの高いクレジットカードの入手に近道はない
JCBザ・クラスに限りませんが、ステータスの高いクレジットカード取得に向けての正攻法は、当たり前のことをきっちりこなすです。
クレジット(Credit)は「信用」である
クレジット(Credit)とは日本語に言い換えると「信用」です。信用のあたる人物にならないとステータスの高いクレジットカードは手にできません。
ここでいう「信用」とは、お金をたくさん借りて、期日までにしっかりと返済する人ということになります。
コツコツの積み重ねで、信頼を勝ち取っていくことが何よりも重要です。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
クレジットカードをうまく活用することで生活は豊かになります。
JCBザ・クラスに興味があれば、ぜひ狙ってみることをおすすめします。
今回お伝えした内容を取り組めば、誰でも手にするチャンスは十分にあると言えます。
それではまた!!