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ダイナースクラブとは?
ダイナースクラブカード(Diners Club Card)は、1950年にアメリカで最初に発行されたクレジットカードで、世界初の「カード会員制クラブ」としてスタートしました。
主に富裕層やビジネスエリートをターゲットにしたステータス性の高いカードで、旅行、グルメ、エンターテインメントといったライフスタイルに関連する特典が多く、他の一般的なクレジットカードとは異なるメリットを提供しています。
日本では、三井住友トラストクラブがダイナースクラブカードの発行を担当しており、日本国内のサービスや特典も豊富に用意されています。
ダイナースクラブカードの審査基準は?
ダイナースクラブカードの審査は一般的にゴールドカード並みかそれ以上に審査が厳しいといわれています。
ステータスの高いクレジットカードの部類に該当し、利用限度額を他社よりも高額に設定する傾向にあるため、審査では本人の信用力を厳しくチェックしているのです。審査で重要なポイントは、年収や職業の「安定性」、信用情報から判断される「信用力」となります。
審査基準の目安としては下記の通りです。
クレジット カード名 |
ダイナースクラブカード |
国際ブランド | Dines Club |
年会費 | 24,200円(税込) |
入会資格 | 20代以上 |
※年収 | 500万円以上 |
公式HP | ダイナースクラブカード |
※年収に関して、単純な金額だけでは判断されません。それ以外の属性(企業、信用情報など)も影響してくるからです。とはいえ、ステータスの高いクレジットカードである以上、平均的な年収以上求められる傾向にはあるといえます。
入会資格(年齢)に関しては、2023年9月までは27歳以上という年齢条件がありましたが、現在は撤廃されています。
審査落ちしないためにできること
それでは、審査落ちしないための対策をお伝えしていきます。
ダイナースクラブカードに限ったことはではありませんが、クレジットカードの審査に通るための対策としては、短期的な対策と中長期的な対策の両面で行うと効果的とされています。
短期対策で即効性を図りつつ、中長期的な準備で着実な信用積み上げを行うと、クレジットカードにおける審査の通過率を高めることができます。
短期的な対策
まず、短期的な対策です。
キャッシング枠を「なし」で申請する
まず、キャシング枠を「なし」で申請するです。
キャッシング枠があると、それだけ信用情報が必要となります。そのため、キャッシング枠を「なし」で申請することは、多少なりとも審査基準のハードルを下げる可能性が期待されます。
必要なければ希望しない方が無難です。実際に、僕も今回、ダイナースクラブカードを申し込むにあたり、キャッシング枠をなしで申請して審査に通過しています。
複数のクレジットカードに申し込みしない
一度に複数のクレジットカードを申し込むと、審査側で信用不足と見られる可能性があります。
申し込みは1~2か月程度の間隔をあける、もしくは、ダイナースクラブカードに申し込み中は、他のクレジットカード会社への申し込みはやめておきましょう。
情報を正確に記載する
申し込み書類の記入に誤りがないように注意しましょう。年収や勤務先、雇用形態などの項目は正確さが求められます。
特に、実際の年収を偽って申請するのはやめた方が良いです。
仮に嘘で報告しても、過去のクレジットカード履歴である程度の年収がわかってしまうため、虚偽の報告と判断され、審査落ちに繋がりかねません。
中長期的な対策
続いて、中長期的な対策についてお伝えしていきます。
クレジットヒストリーを磨く(超重要)
すべての中で1番重要といっても過言でもないのが、クレヒスを磨くことです。
クレヒス(クレジットヒストリー)とは、クレジットカードやローンの利用履歴と、それに基づく信用情報のことで、支払いや返済に遅滞なく適切に利用していれば「よいクレヒス」と判断されます。
一方で、支払いや返済に延滞があったり、多重申し込みがあったりすると「悪いクレヒス」として、今後の審査に悪影響を及ぼす可能性があります。
クレジットカードを新規発行する際やローンを組む際、審査をスムーズに通過するためにも、クレヒスが傷付く原因やよいクレヒスの育て方を押さえておきましょう。
既存のカードで毎月計画的に利用し、遅延せずに支払うことで信用スコアが向上します。数か月~1年単位で信用が蓄積され、審査に通りやすくなります。
信用情報の管理
日本信用情報機構(JICC)やCICなどで自分の信用情報を確認し、不備があれば早めに修正します。
信用情報の管理はカード審査に影響が大きいため、年1回程度は確認すると良いでしょう。
カードの滞納や支払いの遅延がある場合は、すぐに支払いを済ませることが大切です。
収入の安定化
勤務先での勤続年数を増やし、安定した収入を示すことが重要です。転職を繰り返さないようにし、同じ会社での勤務期間が長いほど信用度が上がります。
やはり、ステータスの高いクレジットカードとなれば、安定している企業に勤務することも1つの重要な要素となってきます。
上場している企業や、中小企業でも財務体制が安定して、毎年利益を出している企業であれば、審査に通りやすくなるといえます。
ローンや借入を計画的に減らす
住宅ローンや教育ローン、カードローン、自動車ローンの残債を減らしておくと、総負債額が減り審査に有利になる可能性があります。
【実体験】転職直後でダイナースクラブの審査に通った
実際に、ダイナースクラブカードに申し込みを実施してみました。
簡単な属性としては、下記の通りです。
【属性】
・30代男性
・サラリーマン
・勤務期間1ヶ月
実は、最近転職したこともあり、勤務期間は1ヶ月だけです。
虚偽の報告はいっさいせず、正直にそのままの情報を記載して申請しました。
申し込み結果としては、無事審査に通ることができました。
上記写真の通り、審査に通ると、簡易書留で自宅に届きます。申し込み審査は2日ほどです。申請から自宅にカードが届くまで1週間かからなかったです。
改めて感じるクレヒスの重要性
なぜ、勤務期間1ヶ月で審査に通ることができたのか??
その答えは、クレヒスです!!
クレジットカードの審査には、勤務期間(同じ会社に長く勤めているほど有利)が重要なのは間違いありませんが、僕のように、転職直後でもクレヒスを磨いていれば、勤務期間がほぼない状態でも審査落ちはしません。
これまで、JCBザ・クラスやマリオットボンヴォイなど、さまざまなクレジットカードでクレヒスを磨いてきました。
安定性の高い企業、上場企業に誰でも勤められるわけではありません。
でも、クレヒスを磨くことはほとんどの人ができます。
インビテーション必須であるステータスの高いクレジットカードを手にしたいなら、まずは、年会費無料のクレジットカードでいいので、利用実績を積み重ねること(クレカを利用して、期日に支払うこと)です。
そうやってクレヒスを磨き続けることで、信用力を高めることで、クレジットカード審査に落ちることが少なくなります。
仮に、クレジットカードの決済額が少額だとしても、毎月利用し続けることでクレヒスは磨かれていきます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
最後にまとめです。
●ダイナースクラブカードの審査基準は、ゴールドカード並みかそれ以上に審査が厳しい
●審査落ちしないための対策として、短期と中長期の対策の両面で行うと効果的
●クレヒスさえ磨かれていれば、転職直後など勤務期間が短くても審査に通る
●社会的信用に自信がない場合は、無料のクレカでクレヒスを磨くことが重要
それではまた!!