早速結論ですが、どちらも使い勝手は良いです。
家計簿アプリ選びで迷っている場合は、マネーフォワード MEかZaimのどちらかであればまず間違いありません。
ただ、それぞれに特徴がありますので、内容を確認したうえで、ご自身の目的・用途に合った方を選択することをおすすめします。
今回は、両方を実際に利用している僕がポイントをまとめてみましたので、参考にしてみてください。
それではいきましょう!
目次(読みたいところをクリック!)
マネーフォワード MEとは?
マネーフォワード MEは、株式会社マネーフォワードが展開している資産管理・家計管理ツールです。
・1,470万以上の利用者
・国内シェアNo.1
・49万人以上の課金ユーザー
※2023年5月末時点
利用者数が、2023年5月時点で利用者数が1,500万人に迫るほどの人気アプリです。
『マネーフォワード ME』は、銀行やクレジットカード、ECサイト、証券など2,500以上の金融関連サービスから入出金履歴や残高を取得し、自動で家計簿を作成するサービスです。自分で入力し続けることが難しい家計簿を、無料で簡単に自動作成することができるため、ビジネスパーソンから主婦の方まで、地域や年代・性別を問わず幅広くご利用いただいています。
出典:マネーフォワード公式HP
Zaimとは?
Zaimは、株式会社くふうカンパニーが金融関連事業の1つとして提供しているオンライン家計簿です。
株式会社 Zaim は、2023 年 7 月 1 日をもちまして、当社が所属するくふうカンパニーグループの株式会社 Da Vinci Studio と経営統合し、「株式会社くふうAIスタジオ」に商号を変更しました。
マネフォワード MEとZaim迷った時の選択基準はコレ
マネーフォワード MEとZaimのどちらを使うべきか迷っている場合、下記の選択基準を参考にしてみてください。
- 資産全体の管理をしていきたい場合→マネーフォワード ME
- 日々の生活費にフォーカスして上手に家計管理していきたい場合→Zaim
選択基準の理由はこの後解説します。
【比較】マネーフォワード MEとZaim
それでは、具体的にマネーフォワード MEとZaimの両方を比較してみましょう。
料金プラン
まずは料金プランです。
App Storeから申し込む場合はどちらも月額480円です。
年間プラン契約で比較するとマネーフォワード MEが5,300円で、Zaimが4,800円ですから、Zaimの方が500円お得ということになります。
App Store経由やGoogle Play、WEB経由など、申し込み方法によって多少金額が異なります。
料金の詳細は下記のリンク(公式HP)をクリックしていただくとすぐわかります。
ホーム画面
続いてホーム画面の比較です。
【マネーフォワード ME】
【Zaim】
両方のホーム画面の表示における明確な違いは下記の通りです。
- マネーフォワード ME:連携している口座の「資産総額」を表示
- Zaim:「使ったお金」の金額を表示
マネーフォワード MEの方が優れている点
続いて、マネーフォワード MEの方がZaimより優れている点についてまとめてました。
マネーフォワード MEの最大の利点は、連携できる金融機関数が多いところにあります。
2,500以上の金融関連サービスと連携が可能です。これは家計簿アプリでは最大となります。
ポイントや通販、カード、携帯、電子マネー、年金、証券、FX、仮想通貨、株式投資など、幅広く連携することが可能なため、資産管理という点で非常に優れています。
Zaimもそれなりに幅広く連携先があるのですが、マネーフォワード MEの連携先に及びません。
実際にZaimでは連携先に対応していないけど、マネフォワード MEなら連携していることが多々ありました。
PayPayとの連携においても、マネーフォワード MEの方が使い勝手が良いです。
今は、電子レシートの読み取り機能で簡単に連携することができるようになっています。
マネーフォワード MEのPayPay連携に関しては、下記の記事で詳しく解説しております。
- 金融関連サービス連携可能数が家計簿アプリの中で最多
- 資産全体の管理に優れている
- PayPay連携しやすい
Zaimの方が優れている点
続いて、Zaimの方が優れている点を挙げていきます。
まずは、残高(口座)表示がわかりやすいことです。
【マネーフォワード ME】
【Zaim(ザイム)】
上記画面でわかるように、マネーフォワード MEは連携している口座が大きく表示されている分、連携先が多くなるとスクロールしないと全ての口座を確認することができません。
一方、Zaimの方は、口座が小さく表示されていますが、スクロールせず1つの画面に収まって全体的に非常に見やすくなっています。
また、総残高の表示において違いがあります。
Zaimの総残高は、クレジットカードの引き落とし分を銀行などの残高から差し引いた金額を、総残高として表示することが可能です。
※クレジットカードの引き落とし分を総残高に含めないといった細かな設定も可能です。
つまり、引き落とし予定のクレジットカードを差し引いた金額を表示できるので、実際に使える金額が明確にわかりやすいという特徴があります。
マネーフォワード MEは、クレジットカードの引き落とし分は差し引きせず、総資産額だけが表示されております。
日々のやりくりではZaimのように実際に使える金額がわかる方が嬉しい場合もあります。
- ホーム画面が見やすい(スクロール不要)
- 実際に使える金額がわかりやすい
以上のことからわかるように、下記の結論にいたっています。
- 資産全体の管理をしていきたい場合→マネーフォワード ME
- 日々の生活費にフォーカスして上手に家計管理していきたい場合→Zaim
ただ、今回お伝えした以外に、両方の家計簿アプリには様々な便利機能がありますから、実際に使ってみて自分に合った方を選択するのが一番です。
課金すべき?無料版でも使えるの?
家計簿アプリを使っていくうえで、気になるのが課金すべきかですよね?
マネーフォワード MEとZaimはどちらも無料会員とプレミアム会員があります。
課金すべきかの選択基準としては下記の基準を参考にしてみてください。
- 日々の生活で何にいくらお金を使っているのか知りたい(現状の収支を把握)→無料会員
- 本気で家計改善に取り組みたい(貯金を大きく増やす)→プレミアム会員
無料会員であっても家計簿として使うことは十分可能ですが、個人的には課金する価値は十分にあると思っています。
ですが、迷っている方はまずは無料会員で試してみましょう。
・【公式HP】マネーフォワード ME無料会員とプレミアム会員の比較表
無料でもプレミアム会員に並みの機能を使いたいという方は、別の家計簿アプリになりますが「おかねのコンパス」をおすすめしますよ。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
マネーフォワード MEとZaimそれぞれに特徴があるので、好きな方を選択してお金の管理に役立ててみてください。
最後に1点だけお伝えしたいことがあります。
それは、
家計簿アプリを使うのであれば、キャッシュレスに切り替えよう!!
ということです。
なぜなら、家計簿アプリとキャッシュレスはデータ連携において相性が良いからです。
キャッシュレスに切り替えることで、家計簿をつけるという感覚が全くありません。自動でデータ連携されますから、管理が非常に楽です。
レシートをカメラで自動読み取りしてくれる機能はどちらもありますが、そもそもキャッシュレスであれば、その手間も不要ですからね。
まだ、キャッシュレスに切り替えていない場合は、家計簿アプリを使うのと同時に切替を検討してみてはいかがでしょうか。
便利なものは積極的に活用した方がお得ですよ♪
それではまた!!