結論としては、どちらも使い勝手は良いです。
家計簿アプリ選びで迷っている場合は、マネーフォワード MEかZaim(ザイム)のどちらかであればまず間違いありません。
ただ、それぞれに特徴がありますので内容を確認したうえで、ご自身の目的・用途に合った方を選択することをおすすめします。
今回は、両方を実際に利用している僕が比較してみましたのでどちらを使うべきか参考にしてみてください。
それではいきましょう!
目次
マネーフォワード MEとは?
マネーフォワード MEは、株式会社マネーフォワードが展開している資産管理・家計管理ツールです。
利用者数が、2020年2月時点で950万人突破しているほどの人気アプリです。
『マネーフォワード ME』は、銀行やクレジットカード、ECサイト、証券など2,660以上の金融関連サービスから入出金履歴や残高を取得し、自動で家計簿を作成するサービスです。自分で入力し続けることが難しい家計簿を、無料で簡単に自動作成することができるため、ビジネスパーソンから主婦の方まで、地域や年代・性別を問わず幅広くご利用いただいています。
マネーフォワード公式HPより引用
Zaim(ザイム)とは?
Zaim(ザイム)は、株式会社Zaim(ザイム)が提供しているオンライン家計簿です。
Zaim は、銀行・カードを登録できる自動家計簿サービスです。お金の記録を一つにまとめて、あなたの暮らしをサポートします。
Zaim(ザイム)公式HPより引用
【選択基準】マネフォワード MEとZaim(ザイム)どっち?
マネーフォワード MEとZaim(ザイム)、どちらを使うべきかは迷っている場合は、下記の基準を参考にしてみてください。
・日々の生活費だけを管理していきたい場合⇒Zaim(ザイム)
のちほど、この選択基準の理由について説明します。
【課金すべき?】無料版でも使えるの?
家計簿アプリを使っていくうえで、気になるのが課金すべきかですよね?
マネーフォワード MEとZaim(ザイム)はどちらも無料会員とプレミアム会員があります。
まず、課金すべきかの選択基準としては下記の基準を参考にしてみてください。
⇒無料会員
本気で家計改善を行いたい!ムダを減らして貯金を増やしたい!
⇒プレミアム会員
プレミアム会員にしかできないことがたくさんあるため、課金する価値は十分にあります。
とはいえ、無料会員であっても家計簿として使うことは十分可能です。
迷っている場合は、まずは無料会員で試してみて、より本格的に使いたいと思ったときに課金していくことをおすすめします。
参考までに、マネーフォワード MEの無料会員とプレミアム会員の比較表を載せておきます。(※公式HPより抜粋)

続いて、Zaim(ザイム)における無料会員とプレミアム会員の比較表です。(※公式HPより抜粋)

【比較】マネーフォワード MEとZaim(ザイム)
両方を比較してみましょう。
料金プランに関して
先ほどの一覧表の月額料金に関してはどちらもWeb版から申し込んだ場合の料金です。スマホのアプリから申し込む場合は、両方とも月額480円と同じです。


ただし、年間プラン契約で比較するとZaim(ザイム)の方が500円ほどお得になります。
ホーム画面比較
【マネーフォワード ME】

【Zaim(ザイム)】

両方のホーム画面の表示における明確な違いは、マネーフォワード MEは連携している口座の総資産額を表示しています。
一方、Zaim(ザイム)は、使ったお金の金額を表示しています。
資産全体を一目で把握したい場合は、マネーフォワード ME!使った金額をリアルタイムで把握したい場合は、Zaim(ザイム)という感じですね。
マネーフォワード MEの方が優れている点
続いて、マネーフォワード MEの方がZaim(ザイム)より優れている点についてまとめてました。
Zaim(ザイム)より、マネーフォワード MEの最大の利点は、連携できる金融機関数が多いことです。
2,600以上の金融関連サービスと連携が可能です。これは家計簿アプリでは最大です。
ポイントや通販、カード、携帯、電子マネー、年金、証券、FX、仮想通貨、株式投資など、幅広く連携することが可能なため、資産管理という点で非常に優れています。
Zaim(ザイム)もそれなりに幅広く連携先があるのですが、マネーフォワード MEの連携先に及びません。Zaim(ザイム)では連携先が対応していないけど、マネフォワード MEなら連携していることが多くあります。
Zaim(ザイム)の方が優れている点
反対に、マネーフォワード MEよりZaim(ザイム)の方が優れていると思う点についてです。
まず挙げられるのが残高(口座)表示がわかりやすいことです。
【マネーフォワード ME】

【Zaim(ザイム)】

この2つの違いわかりますか?
マネーフォワード MEは連携している口座が大きく表示されている分、スクロールしないと画面に収まらないです。
一方、Zaim(ザイム)の方は、口座が小さく表示されていますが、スクロールせず1つの画面に収まって全体的に非常に見やすくなっています。
あと、金額を黒の帯で隠してしまたのでわからないですが、Zaim(ザイム)の総残高は、クレジットカードの負債額を銀行などのプラス残高から差し引いた金額が、総残高として表示されています。
つまり、引き落とし予定のクレジットカードの総負債額を引いた金額が表示されているので、実際に残っている(使える)金額が明確にわかりやすいという特徴があります。
マネーフォワード MEは、クレジットカードの総負債額は差し引きせず、総資産額が表示されております。
これは意外と大きな違いです。
また、Zaim(ザイム)は、タブの「履歴」を押すことで、カレンダー表示ができます。

カレンダーに使った金額(支出)と得た金額(収入)を日付ごとに表示してくれるので、毎日の支出管理に優れています。
以上のことから、最初にお伝えした、
・日々の生活費だけを管理していきたい場合⇒Zaim(ザイム)
という結論に至っています。
当然、今回お伝えした以外に、両方の家計簿アプリには様々な便利機能(予算設定など)がありますから、実際に使ってみて自分に合った方を選択するのが一番です。
【最後に】家計簿アプリを使うならキャッシュレスに切替よう!
いかがでしたでしょうか。
マネーフォワード MEとZaim(ザイム)それぞれに特徴があるので、ご自身の好きな方を選択して、お金の管理に役立ててみてください。
最後に1点だけお伝えしたいことがあります。
それは、
家計簿アプリを使うのであれば、キャッシュレスに切り替えよう!!
ということです。
なぜなら、家計簿アプリとキャッシュレスはデータ連携において相性が良いからです。
レシートを自動で読み取りしてくれる機能はどちらもありますが、そもそもキャッシュレスであれば、その手間も不要ですからね。管理も非常に楽になります。
まだ、キャッシュレスに切り替えていない場合は、家計簿アプリを使うのと同時に切替を検討してみてはいかがでしょうか。
便利なものは積極的に活用した方がお得ですよ♪
それではまた!!
今回は、家計簿アプリの代表格である、マネーフォワード MEとZaim(ザイム)を比較してみました。ちなみに、僕は両方とも課金(プレミアム会員)して毎日利用しています。