早速結論ですが、どちらも使い勝手は良いです。
家計簿アプリ選びで迷っている場合は、マネーフォワード MEかZaimのどちらかであればまず間違いありません。
ただ、それぞれに特徴がありますので内容を確認したうえで、ご自身の目的・用途に合った方を選択することをおすすめします。
今回は、両方を実際に利用している僕が比較してみましたのでどちらを使うべきか参考にしてみてください。
それではいきましょう!
目次(読みたいところをクリック!)
マネーフォワード MEとは?
マネーフォワード MEは、株式会社マネーフォワードが展開している資産管理・家計管理ツールです。
利用者数が、2021年4月時点で利用者数が1,200万人突破しているほどの人気アプリです。
『マネーフォワード ME』は、銀行やクレジットカード、ECサイト、証券など2,500以上の金融関連サービスから入出金履歴や残高を取得し、自動で家計簿を作成するサービスです。自分で入力し続けることが難しい家計簿を、無料で簡単に自動作成することができるため、ビジネスパーソンから主婦の方まで、地域や年代・性別を問わず幅広くご利用いただいています。
引用元:マネーフォワード公式HP
Zaimとは?
Zaimは、株式会社Zaimが提供しているオンライン家計簿です。
Zaim は、銀行・カードを登録できる自動家計簿サービスです。お金の記録を一つにまとめて、あなたの暮らしをサポートします。
引用元:Zaim(ザイム)公式HP
【選択基準】マネフォワード MEとZaim
マネーフォワード MEとZaim、どちらを使うべきかは迷っている場合は、下記の基準を参考にしてみてください。
- 資産全体の管理をしていきたい場合→マネーフォワード ME
- 日々の生活費にフォーカスして上手に家計管理していきたい場合→Zaim
のちほど、この選択基準の理由について解説します。
【課金すべき?】無料版でも使えるの?
家計簿アプリを使っていくうえで、気になるのが課金すべきかですよね?
マネーフォワード MEとZaimはどちらも無料会員とプレミアム会員があります。
課金すべきかの選択基準としては下記の基準を参考にしてみてください。
- 日々の生活、何にいくらお金を使っているのか知りたい!現状の収支を把握したい!→無料会員
- 本気で家計改善に取り組みたい!ムダを減らして貯金を増やしたい!→プレミアム会員
課金してプレミアム会員になるべきか迷われる方が多いのが実際です。
ただ、断言しますが課金する価値は十分にあります。
とはいえ、無料会員であっても家計簿として使うことは十分可能です。
迷っている方は、まずは無料会員で試してみて様子をみてから課金していくことをおすすめします。
参考までに、マネーフォワード MEの無料会員とプレミアム会員の比較表を載せておきます。(※公式HPより抜粋)

続いて、Zaim(ザイム)における無料会員とプレミアム会員の比較表です。(※公式HPより抜粋)

無料でもプレミアム会員に並みの機能を使いたいという方は、別の家計簿アプリになりますが、「おかねのコンパス」をおすすめします。
【比較】マネーフォワード MEとZaim
それでは、具体的にマネーフォワード MEとZaimの両方を比較してみましょう。
料金プラン
まずは、料金プランです。
アップルストアから申し込む場合は、両方とも月額480円と同じです。

年間プラン契約で比較するとZaimの方が500円ほどお得になります。
ただし、決済方法(Web、アプリ、クレカ)により金額が変わるので、確認してお得に利用しましょう。
ホーム画面
【マネーフォワード ME】

【Zaim】

両方のホーム画面の表示における明確な違いは下記の通りです。
- マネーフォワード ME:連携している口座の資産総額を表示
- Zaim:使ったお金の金額を表示

マネーフォワード MEの方が優れている点
続いて、マネーフォワード MEの方がZaimより優れている点についてまとめてました。
マネーフォワード MEの最大の利点は、連携できる金融機関数が多いことです。
2,500以上の金融関連サービスと連携が可能です。これは家計簿アプリでは最大です。
ポイントや通販、カード、携帯、電子マネー、年金、証券、FX、仮想通貨、株式投資など、幅広く連携することが可能なため、資産管理という点で非常に優れています。
Zaimもそれなりに幅広く連携先があるのですが、マネーフォワード MEの連携先に及びません。
実際にZaimでは連携先に対応していないけど、マネフォワード MEなら連携していることが多々ありました。
・マネーフォワード ME 対応金融関連サービス一覧
PayPayとの連携においても、マネーフォワード MEの方が使い勝手が良いです。
今は、電子レシートの読み取り機能で簡単に連携することができるようになっています。
マネーフォワード MEのPayPay連携に関しては、下記の記事で詳しく解説しております。
- 金融関連サービス連携可能数が家計簿アプリの中で最多
- 資産全体の管理に優れている
- PayPay連携しやすい
Zaimの方が優れている点
反対に、マネーフォワード MEよりZaimの方が優れている点を挙げていきます。
まずは、残高(口座)表示がわかりやすいことです。
【マネーフォワード ME】

【Zaim(ザイム)】

この2つの違いわかりますか?
マネーフォワード MEは連携している口座が大きく表示されている分、連携先が多くなるとスクロールしないと全ての口座を確認することができません。
一方、Zaimの方は、口座が小さく表示されていますが、スクロールせず1つの画面に収まって全体的に非常に見やすくなっています。
あと、金額を黒の帯で隠してしまたのでわからないですが、Zaimの総残高は、クレジットカードの負債額を銀行などの残高から差し引いた金額が、総残高として表示されています。
つまり、引き落とし予定のクレジットカードの総負債額を引いた金額が表示されているので、実際に残っている(使える)金額が明確にわかりやすいという特徴があります。
マネーフォワード MEは、クレジットカードの負債額は差し引きせず、総資産額だけが表示されております。
日々のやりくりでは、Zaimのように実際に使える金額がわかる方が嬉しい場合もあります。
- ホーム画面が見やすい(スクロールの必要なし)
- 実際に使える金額(残高)がわかりやすい
以上のことからわかるように、
- 資産全体の管理をしていきたい場合→マネーフォワード ME
- 日々の生活費にフォーカスして上手に家計管理していきたい場合→Zaim
という結論に至っています。
ただ、今回お伝えした以外に、両方の家計簿アプリには様々な便利機能がありますから、実際に使ってみて自分に合った方を選択するのが一番です。
【最後に】家計簿アプリを使うならキャッシュレスに切替よう!
いかがでしたでしょうか。
マネーフォワード MEとZaimそれぞれに特徴があるので、好きな方を選択してお金の管理に役立ててみてください。
最後に1点だけお伝えしたいことがあります。
それは、
家計簿アプリを使うのであれば、キャッシュレスに切り替えよう!!
ということです。
なぜなら、家計簿アプリとキャッシュレスはデータ連携において相性が良いからです。
レシートを自動で読み取りしてくれる機能はどちらもありますが、そもそもキャッシュレスであれば、その手間も不要ですからね。管理も非常に楽になります。
まだ、キャッシュレスに切り替えていない場合は、家計簿アプリを使うのと同時に切替を検討してみてはいかがでしょうか。
便利なものは積極的に活用した方がお得ですよ♪
それではまた!!